今回はシャープ電子ノートWG-PN1について紹介します。
電子ノートなんて使わなくてもスマホやタブレットのアプリを使えばいいのではないかと考える人も多いと思います。
私もそう思っていましたが、実際に使い始めると以下のような点が気に入り使い勝手がよく手放せなくなりました。
- 大き過ぎず小さ過ぎない絶妙なサイズ感
- 紙の手帳・ノートに限りなく近い感覚で利用できること
- 頻繁に充電する必要がないこと(1日2時間の使用で10日間使用可能)
この記事では最新のシャープ電子ノートWG-PN1について、前モデルとの比較や出来ること(機能)について紹介しています。
この記事の概要
シャープ電子ノートWG-PN1の基本情報
名称 | WG-PN1 |
販売 | シャープ |
表示 | 6.5型 600×800 ドット 電子ペーパーディスプレイ |
サイズ | 幅114mm×奥行157mm×厚さ10.4mm |
使用時間 | 約10日(※1日2時間使用の場合) |
充電時間 | 約5時間30分 |
充電端子 | USB Type-C端子 |
実勢価格 | 18,000円前後 |
シャープ電子ノートWG-PN1の外観と特徴
こちらがシャープ電子ノートWG-PN1の付属品一式です。
充電用のUSBケーブルはType-Cになります。
スタイラスペンです。
青の手帳型カバーも付いています。
手帳カバーには名刺やペンなども収納できます。
こちらが本体になります。
本体の底部分にUSBポートがあります。
背面には手帳カバーに収納するためのワイヤークリップが付いています。
シャープ電子ノートWG-PN1と前モデルWG-S50との比較
WG-PN1と前モデルのWG-S50とを比較してみます。
外観
本体のサイズはほぼ同じです。
WG-PN1はが電源ボタンが画面下にあるので電源を入れるのがより簡単になりました。
また画面最下部にキーシートが追加されて、スケジュール、ノート、TO DOなどの機能を選択するのも簡単になっています(前バージョンのWG-S50は一旦ホーム画面に戻って機能を選択する必要がありました)。
画面
続いて、表示画面についての比較です。WG-PN1はE Ink社製の電子ペーパーディスプレイが採用されているのに対してWG-S50はメモリ液晶です。
WG-PN1は前モデルのWG-S50に比べると画面の表示はかなり明るくなりだいぶ見やすくなったと感じます。
WG-PN1は画面のコントラストが高く斜め横から見てもくっきりと見えます。
書き心地
付属のスタイラスペンについては全く同じものでした。
電子ノートへの書き心地については、前モデルのWG-S50ではカチカチと少し力を入れて書かなければいけなかったのに対して、WG-PN1は力を入れなくてもスムーズに書くことができます。
WG-PN1の書き心地は紙にボールペンで書いている感触に近いと個人的には感じました。
シャープ電子ノートWG-PN1で出来ること
続いて、シャープ電子ノートWG-PN1で出来ることについて紹介します。
基本機能
スケジュール
シャープ電子ノートWG-PN1ででは、最大9冊、最大合計1,000ページ分のスケジュールの作成が可能です。
フォーマットは以下のような9つから選択が可能です。
スケジュールフォームは追加も可能です。
ノート
シャープ電子ノートWG-PN1ででは、最大100冊、最大合計5,000ページ分のノートの作成が可能です。
以下のような18種類のノートフォームを選択することができます。
ノートフォームは追加も可能です。
TO DO
シャープ電子ノートWG-PN1では、最大100冊、最大合計1,000ページ分のTO DOの作成が可能です。
その他
外部連携
外部連携に関してはPCとのみUSB接続できます。
PCとの連携で出来ることは以下になります。
- スケジュール、ノート、TO DOの書き出し
- ユーザーデータ(フォーム、スタンプ)の取り込み
- バックアップファイルの作成と繁栄
電子ノートをPCに接続すると以下のようなフォルダが開きます。
対象データのバックアップを行うと、「BACKUP」フォルダ内にenote.bkupというファイル名でバックアップファイルが出来ます。
バックアップを行うごとにバックアップファイルは上書きされます。
ノートデータの書き出しを行うと「EXPORT」フォルダ内に以下のようなbmp形式のファイルが作成されます。
PCで開いたbmpファイルのサンプルです。
出力されたファイルをbmp形式からpdf形式に変換して結合すれば、電子ノートで作成した複数ページのノートを1つのpdfファイルにして閲覧するといったことも可能になります。
また、SHARP電子ノートユーティリティというソフトウェアを利用することでフォームの作成やバックアップファイルの管理などが行えます。
その他設定
設定機能では、電子ノート本体の様々な設定や調整が出来ます。
セキュリティ機能を有効にすると起動時に4桁の暗証番号の入力が必要になります。
おわりに
以上、シャープ電子ノートWG-PN1についての紹介でした。
タブレットやスマホのアプリではダメなのか?と思う人も多いと思いますが、
- 大き過ぎず小さ過ぎない絶妙なサイズ感
- 紙の手帳・ノートに限りなく近い感覚で利用できること
- 頻繁に充電する必要がないこと(1日2時間の使用で10日間使用可能)
などなど、一度使い始めると手放せなくなる便利さで、前モデルから約3年近くシャープの電子ノートを使っています。
デジタルとアナログの中間のような存在で非常に使い勝手がいい電子ノートです。