腰掛け扇風機（ベルトファン）10000mAh（CIHOO）のレビュー※ちょっと惜しいけど使い勝手はいい

今回は、腰掛け扇風機（ベルトファン）10000mAh（CIHOO）について紹介します。

機能や特徴について検証しながら腰掛け扇風機としての実力をレビューしていきます。

腰掛け扇風機（ベルトファン）10000mAh（CIHOO）の基本情報

腰掛け扇風機（ベルトファン）10000mAh（CIHOO）の外観・機能・特徴

こちらがCIHOO腰掛け扇風機のパッケージです。

付属品一式になります。

充電ケーブルはUSB TYPE-Cです。

首掛けようのストラップも付いています。

そしてこちらが本体になります。サイズは、11cm（奥行き） x 13cm（幅） x 12cm（高さ）です。

重量は357gでした。

本体両面に服に引っ掛けるためのクリップが付いています。

片方のクリップをスタンドのようにして立てて使うことも出来ます。これはけっこう便利です。

側面に電源ボタンと充電用のポート（タイプC）があります。

もう片方の側面にライトと給電用（タイプA）のポートがあります。

ライトはおまけ程度の機能だと思いますが、人によっては便利に感じる人もいるかもしれません。

ストラップを通す穴は両側面についています。首に掛けて使うには若干思い気がしました。

腰掛け扇風機（ベルトファン）としての実力は？

ここからは、腰掛け扇風機としての使用感に絞ってお伝えします。

まず、装着感は良好です。私は腰の後ろ中央に固定して使っていますが、クリップでしっかり留まり、これまで落下したことはありません。

反対側の上から服を挟む補助クリップは、風の通りが悪くなる印象があるため使用していません。

風量については、25、50、75、100と4段階の調節が可能です。4段階調節というのは、人によっては少なく感じる人もいるかもしれませんが、個人的にはこのくらいで十分だと思います。操作方法も電源ボタンを1回押すごとに切り替わるのでシンプルで分かりやすいです。

バッテリー容量についても10000mAhあり、最大の100でも約8時間連続使用可能なのでだいぶ余裕があると思います。これだけあればそれほど頻繁に充電する必要もありません。電源がオンのときはバッテリー残量が表示されるのも分かりやすくていいです。

風の強さについては、最大の100でも強烈というほどではありません。吹き出し口の小ささや角度の影響か、風が腰の後ろから背中全体を通って自然に首元まで届くことはほぼないですね。Tシャツの裾を引っ張ったり、つまんだり、ねじったりして、風の通り道を作ると、なんとか風が首元まで届くという感じです。

服装や持ち物の影響も大きいと感じました。ウエストがゴムのスウェット系パンツだと本体の重みで後ろに垂れやすく、背中に風が当たりにくいので、ベルトでしっかり固定できるパンツがおすすめです。トップスは特に制約はありませんが、ショルダーバッグの斜め掛けはストラップが空気の通り道を塞ぎがちです。リュックも同様に風の流れを完全に妨げてしまいます。

いくつか惜しい点はあるものの、あるのとないのとでは体感がかなり違います。ハンディファンやネックファンも持っていますが、外出時にいちばん出番が多いのはこの腰掛けタイプです。歩いていると胸元は汗で濡れていても、背中は少し汗ばむ程度で済みます。さらに、腰掛け以外にも手で持って使えるうえ、スタンドを使用して立てて使えるのも便利です。もう一つの利点は目立たないことです。ネックファンは人目が少し気になりますが、これは服の中に隠れるので周囲を気にせず使えます。

まとめ

以上、今回は腰掛け扇風機（ベルトファン）10000mAh（CIHOO）を実際に使用してレビューしてみました。

「ちょっと惜しいけど使い勝手はいい」というのが実際に使ってみた正直な感想です。

腰掛け扇風機としては、背中全体が冷却されるような過度な効果は期待できませんが、汗をかいてもすぐ乾きやすいぐらいの効果は期待できるので、無いよりはだいぶマシだと思います。

また、腰掛けをメインに使いながらも、手で持ったり、立てて使えたりと、シーンに合わせて使い分けできるのもけっこう便利です。