今回は、冷却プレート付き大容量ハンディファン(TWhours)を実際に使用し、人気のリズム(RHYTHM)のハンディファンと比較しながらレビューしていきます。
この記事の概要
冷却プレート付き大容量ハンディファン(TWhours)の基本情報
名称 | TWhoursハンディファン(TC36) |
販売 | TWhours(※handyfan、Zabapure、ORTCI等でも販売) |
カラー | ダークグレー、ホワイト |
サイズ | 5.9cm × 6cm × 18.5cm |
材質 | ABS、PC、アルミニウム合金 |
風量 | 100段階調節 |
充電時間 | 約2時間(公表値) |
連続使用時間 | 弱: 約23時間、強: 約4時間(公表値)※冷却モード使用時は弱で約3時間 |
重量 | 約230g |
価格 | 3,980円(税込) |
冷却プレート付き大容量ハンディファン(TWhours)の外観・機能・特徴
こちらがTWhoursハンディファンのパッケージです。

付属品一式になります。

充電ケーブルはUSB TYPE-Cです。

割としっかりとしたストラップも付属しています。

そしてこちらが本体になります。カラーはダークグレーです。

サイズは、5.9cm × 6cm × 18.5cmで、重量は232gです。

本体側面にUSBの差込口があります。

充電しながら使用することも可能ですが、風量は最大30(1~100段階中)までに制限されます。

本体下部にストラップを通す穴があります。

本体背面には滑り止めも付いていて卓上で立てて使用することも可能です。

ファン部分は30度の角度調節が可能です。少し中途半端な感じもしますが、このおかげで、立てて使用した際にちょうど風が顔に当たるようになっています。

操作方法は、液晶画面左下の電源スイッチを押すとONになり、再度押すとOFFになります。

風量の調節は、液晶画面右下の風量調節ダイヤルを回すことで、1~100段階で調節が可能です。
さて、気になる風力ですが、羽と送風口は小さいものの風の強さはなかなかのものです。

最大風量100にすると、かなりパワフルな風が出ます。中間あたりの50でも十分涼しく感じられますが、そのぶん動作音もやや大きめです。静かな場所での使用にはやや不向きかもしれません。
バッテリー持ちについては、風量100で使用した場合、バッテリー残量が10%減るのに約17分かかりました。計算上、最大出力で約3時間の連続使用が可能ということになります。公表値では「強」モード(100ではない)で約4時間とのことですが、実測値もおおむね一致しています。ちなみに「弱」モードでは、最大23時間の連続使用が可能とのことです。
冷却プレートを使用する際は、電源ONの状態で電源ボタンを長押しすることでON/OFFの切り替えができます。ONにすると雪の結晶マークがディスプレイに表示されます。

冷却プレートは、おでこや頬、首に当てるとたしかにひんやりとしますが、個人的には「冷却によって大きくクールダウンできる」という感覚はありませんでした。

とはいえ、これはTWhoursに限った話ではなく、冷却プレート搭載モデル全般に共通して言えることだと思います
体感的には、風量を最大にして顔や体に直接風を当てるほうが、より涼しさを感じられる印象です。
リズムのハンディファンとの比較
ここからは、今回購入したTWhoursのハンディファンと評判のいいリズム(RHYTHM)のハンディファンSilky Wind Mobile 3.1(現在は3.2)を比較してみたいと思います。

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リズムのハンディファンは、各種ランキングでも常に上位にランクインしており、私自身も昨年から愛用しています。その完成度の高さには定評があります。
以下、主要な比較項目ごとに見ていきましょう。
風量の比較
TWhoursの風量は、風に定評のあるリズムと比べても引けを取りません。最大風量(TWhoursの「100」、リズムの「ターボモード」)を比較すると、体感的にはほぼ同等か、TWhoursの方がやや強めに感じることもあります。
TWhoursは羽根が小さいため、風が鋭く、よりピンポイントで冷たさを感じやすいのが特徴です。
動作音の比較
どちらも最大風量時にはそれなりの音が出ますが、TWhoursの方がやや大きく、音質もシャープな印象です。
静かな場所での使用には、リズムの方がやや優れているかもしれません。
連続使用可能時間の比較
リズムのターボモードでは連続使用時間が約30分、強モードでも約2時間と、やや短めです。
一方でTWhoursは、最大出力で約3時間の使用が可能で、バッテリー容量の違い(リズム:2000mAh/TWhours:5000mAh)が大きく影響しています。連続使用時間ではTWhoursに明確なアドバンテージがあります。
重量・携帯性の比較
TWhoursは約230g、リズムは約150gと、重量には差があります。
リズムは軽く、携帯性に優れていますが、TWhoursはずっしりとした印象があり、長時間の手持ち使用ではやや疲れやすいかもしれません。
比較のまとめ|どちらを選ぶ?
両者の風量や音に関しては大きな差はありません。違いがはっきりしているのは、以下の点です。
- 連続使用可能時間(TWhoursに軍配)
- 重量・携帯性(リズムに軍配)
要するに、バッテリー容量の違いによって使用時間と重量に差が出ているということですね。
選び方のポイントとしては、
- 軽さ・携帯性を重視するなら → リズム
- 長時間の屋外使用やバッテリー持ちを重視するなら → TWhours
ということになります。
まとめ
以上、今回は冷却プレート付き大容量ハンディファン(TWhours)を実際に使用し、人気モデルのリズムと比較してみました。
風量・機能ともに十分な性能を備えており、特にバッテリー持ちの良さはTWhoursの大きな魅力です。
屋外での長時間使用を想定している方や、頻繁な充電が面倒という方には、TWhoursは非常におすすめできる1台です。